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沖縄野鳥

カイツブリ

    潜水が得意な小さな水鳥

    漢字表記
    英語名
    Little grebe
    学名
    Tachybaptus ruficollis
    分類
    カツオドリ目カイツブリ科
    渡り区分
    留鳥
    体長
    26cm (ヒヨドリよりやや小さい)
    レッドリスト
    準絶滅危惧(NT)

    カイツブリは、日本全国に広く分布するとても小さな水鳥。
    本州中部以南では留鳥、東北以北では夏鳥として生息しています。沖縄では留鳥として年中見ることができます。
    一部は冬鳥として飛来する個体もいるそう。

    2025年のカイツブリ

    龍潭池のカイツブリ - 2025.03.15 沖縄県那覇市
    龍潭池のカイツブリ - 2025.03.15 沖縄県那覇市
    冬羽のカイツブリ - 2025.03.15 龍潭池(沖縄県那覇市首里真和志町)
    冬羽のカイツブリ - 2025.03.15 龍潭池(沖縄県那覇市首里真和志町)

    最初に出会ったのは龍潭池です。
    ものすごく小さかったので、カモの子供だと思って撮影しました。
    家に帰って調べたらカモ目ではなく、カツオドリ目のカイツブリ。
    えっ、カツオブシ...?なにそれ。

    水辺に1群のカイツブリ
    水辺に1群のカイツブリ - 2025.12.16 沖縄県大宜味村

    「カイツブリ」とわかってから、色んな池を観察すると、高頻度でいることがわかりました。
    池やダム湖、農業用のため池など、水面が穏やかな場所なら大体。
    ひとつの湖につき、数は1~2羽ほど。

    そして、2羽以上の個体がいるところは見たことがありません。
    調べてみると、他のカイツブリ科では縄張りが50m以上になる例もあるらしく、沖縄にある池の広さ的には、「1池に1羽(1ペア)」という感じになるのかもしれませんね。

    2026年のカイツブリ

    おそらくペアだが確証はない
    おそらくペアだが確証はない - 2026.01.18 沖縄県南城市

    色違いで2羽で泳いでる姿もよく見ます。
    完全に、オスとメスだと思うじゃないですか?

    カイツブリは雄雌の外見状の違いはないようです。
    上記の写真は、左の黒色が夏羽で、右の白い色が冬羽です。
    2羽の関係性は彼らにしかわかりません。


    ちなみに、沖縄県内のカイツブリは生息数が少なく、環境省のカテゴリーでは軽度懸念(LC)ですが、沖縄県レッドリストでは準絶滅危惧(NT)に選定されています​。県内には点在する淡水域に細々と生息している状態で、生息環境(池沼)の限られた島嶼では個体群の環境収容力も小さく、元々それほど多くの個体数を維持できないそうです。一方、大型の池のある大東島(例えば大池・月見池)では、亜種のダイトウカイツブリではありますが、多数が生息・繁殖しています。
    カイツブリは短い鳴き声を出すことがありますが、特に特徴的なのは「ケレケレケ」という甲高い声だそう。実は私はまだ聞いたことがありません。

    沖縄県外で見たカイツブリ

    カイツブリの子供 - 2025.07.25 兵庫県丹波篠山市
    カイツブリの子供 - 2025.07.25 兵庫県丹波篠山市

    参考

    カツオドリ目の仲間