
キンバト
国の天然記念物。沖縄本島にはいなく、宮古島以南にしか生息しない、とても綺麗な色の鳩。
- 漢字表記
- 琉球金鳩
- 英語名
- Emerald dove
- 学名
- Chalcophaps indica yamashinai
- 分類
- ハト目ハト科
- 渡り区分
- 留鳥
- 体長
- 25cm (ヒヨドリよりやや小さい)
- レッドリスト
- 情報不足(DD)
- 保全
- 国指定天然記念物宮古島市自然環境保全条例保全種国内希少野生動植物種
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
- 沖縄の各所で見られる
- 沖縄の特定地域で見られる
- 沖縄の特定地域でまれに見られる
- レア
宮古島以南の南西諸島に留鳥として分布していて、沖縄本島では見ることができません。
森林に生息して薄暗い中にいるので、なかなか探すのが難しい。
ただ、6月頃から8月にかけては歩道や車道にも頻繁に降りてきて、見つけやすくなるそうです。
どうやら宮古島では、冬季に観察例が減少するらしく。季節的な移動をしている可能性があるのだとか。
日本語では「金の鳩」ですが、英語では「エメラルドの鳩」
エメラルドの方が近いかなぁと思ったり。
国の天然記念物に指定されています。
1970年代には生息数が非常に少なく、1990年代前半でも石垣島の特定の場所でしか観察できない状況だったそうです。
1997年に宮古島で繁殖が確認され、その後生息数が増加したそうです。ただし、近年はリュウキュウハシブトガラスが急増で繁殖失敗が目立つらしく今後の個体数が危ぶまれています。
分布の概要 :
インドから東南アジア、台湾、南西諸島南部に広く分布する。先島諸島に広く分布する。
近縁な種及び群との分布状況の比較 :
先島諸島には、亜種ヨナクニカラスバト、亜種チュウダイズアカアオバト、亜種 リュウキュウキジバトが同所的に生息する。同所的に生息する階層構造が発達した森林では、亜種 ヨナクニカラスバトは比較的樹冠に近い部分、亜種ズアカアオバトは中層部を利用するのに対し、 亜種キンバトは地表と低木層を行動する。亜種リュウキュウキジバトと行動が重複することが多い。改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータおきなわ)第3版-動物編- より
リュウキュウキンバトと書かれていることがあるが、「キンバト」が正しいかもしれない。
沖縄県のレッドリストには「リュウキュウキンバト」という単語は出てこない。
レッドリストの変更
環境省の第5次レッドリストで危険度が下がりました。
レッドリスト | カテゴリー |
|---|---|
2020年(第4次レッドリスト) | 絶滅危惧IB類(EN) |
2026年(第5次レッドリスト) | 情報不足(DD) |
参考:
- 植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」

- ウミウ
- カツオドリ目ウ科|冬鳥
- カワウじゃないよウミウだよ

- メダイチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 大きなサイズのシロチドリがいると思ったらこの種。トウネンやヒバリシギより大きく、並ぶとそのサイズ感に驚く。

- サシバ
- タカ目タカ科|冬鳥
- 沖縄でもっとも出会う頻度が高い猛禽類。「ピックイー」という声が特徴。秋になると沖縄に来て越冬するため長い期間見ることができる。

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 初夏を告げる爽やかな鳥。海面へ直下降して魚を獲る姿が特徴。夏になるの沖縄ではよく見かける。

- ハシビロガモ
- カモ目カモ科|冬鳥
- くちばしが特徴のしゃもじカモ

- コチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 黄色いアイリングが特徴的で漫画のような顔付き。チドリの中で一番小さい。シロチドリと同じく沖縄の海岸や畑など各地でよく見かける。

- ハジロクロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 沖縄への飛来数はとても少ない、Alternateでは羽の部分まで黒くなるのが特徴のアジサシ。

- ヘラサギ
- ペリカン目トキ科|冬鳥
- クロツラヘラサギに似ている。クロツラヘラサギは沖縄でよく見られるが、ヘラサギは飛来数が少なく珍しい。

- チュウサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- ダイサギ、コサギに比べるとやや見かける頻度は少ない種。畑を耕しているときに飛んできてトラクターの後ろをついていく姿をよく見かける。

- オオメダイチドリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- メダイチドリとよく似ているが、嘴が長く、脚も長い。メダイチドリの群れの中に少数、まぎれ込んでいることが多い。



