
コサギ
品の良さを感じる小さめの白いサギ
- 漢字表記
- 小鷺
- 英語名
- Little egret
- 学名
- Egretta garzetta
- 分類
- ペリカン目サギ科
- 渡り区分
- 留鳥
- 体長
- 61cm (カラスよりやや大きい)
- レッドリスト
- 低危険種(LC)
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
コサギは主に九州から本州にかけて留鳥として繁殖し、北海道では夏鳥、沖縄県を含む南西諸島では冬鳥として訪れます。沖縄では、北風「ミーニシ」に乗って渡ってきて、9月から6月頃まで見られる鳥です。昔はもっと多く見られたそうですが、全国鳥類繁殖分布調査では記録地点が激減しており、個体数が減少していることがわかっています。沖縄県内ではいつも見かけるので、個人的にはそのような印象はありませんでしたが。
減少の要因の一つとして、水田や河川などの餌場の減少が挙げられます。特に小規模な河川ではコンクリート護岸が多く、コサギが狩りをする環境が失われつつあります。しかし、最近ではコサギが利用するような小規模な河川で、環境回復と治水の両立を目指し、川幅の広い護岸に整備する取り組みが進められているそうです。こうした環境改善が進めば、沖縄でもより多くのコサギが渡ってくるかもしれません。




独特な餌取りスタイル

コサギはさまざまな方法で餌を捕らえますが、中でも特徴的なのは、水中で脚を小刻みに動かして餌生物を追い出し、それを捕らえる狩りのスタイルです。ゴイサギのようにじっと待つタイプとは異なり、積極的に動きながら餌を探します。ただし、渡りの前に繁殖地でしっかりと栄養を蓄えるため、沖縄ではあまり熱心に餌を探している様子は見られないとも言われています。脚を使わずにパックと食べる姿はよく見ます。
見分けやすい特徴
コサギは、チュウサギやダイサギと似ていますが、冠羽があったり、足先が黄色かったりと、個人的には一番見分けやすいと思います。飛ぶときには「ゴァー」という大きな声で鳴くため、声を頼りに見つけることもできますし。

サギのなかでも一際エレガントで、気品のある姿。
逆光に照らされてる姿はちょっとドキドキします。

2026年のコサギ

小さな水路にもいます。
住宅街を流れる水路脇のフェンスにいるところ。
参考:
植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
国立科学博物館「鳥〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系譜〜」
高野伸二「フィールドガイド日本の野鳥」
漫湖水鳥・湿地センター「漫湖いきもの図鑑」
琉球朝日放送「越冬サギが羽地内海に飛来」

- ムラサキサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 湿地に隠れる幻の紫のサギ

- アマサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- 亜麻色の可愛らしい毛並みのサギ

- ゴイサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 夜に狩をする五位の名前を与えれたサギ

- アオサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- 日本に分布するサギの仲間では最大級

- クロサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 海辺でよく出会う白いのに黒い鳥

- ダイサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- 沖縄で見られるのは亜種チュウダイサギかも

- チュウサギ
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- 畑を耕しているときに飛んでくる

- ササゴイ
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- 疑似餌を使って狩をする知的なサギ

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- 無我夢中で獲物を探す

- ヘラサギ
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- くちばしで水をなでるサギなトキ
