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沖縄野鳥

クロサギ

    海辺でよく出会う白いのに黒い鳥

    漢字表記
    黒鷺
    沖縄での呼称
    サージャー(鷺)
    英語名
    Eastern reef heron
    学名
    Egretta sacra
    分類
    ペリカン目サギ科
    渡り区分
    留鳥
    体長
    63cm (トビよりやや小さい)
    レッドリスト
    低危険種(LC)

    月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
    8月
    9月
    10月
    11月
    12月

    海岸を散歩していると、白くて細身のサギをよく見かけます。最初はダイサギかコサギかな?と思いましたが、どこか雰囲気が違う。なんだかスタイリッシュさがないような気がする。調べてみるとクロサギの白色型の個体だとわかりました。名前に「クロ」とついているのに色が白いなんて、なんとも紛らわしい鳥です。

    本州ではほとんどが黒いクロサギが多いのですが、、南に行くほど白色型の出現率が高くなります。沖縄などの南国の島々では、白い砂浜が多いため、白色型の方が隠蔽色として有利だと考えられています。そのため、白色型が多くなったのかもしれません。

    黒色型と白色型、それぞれの狩りのスタイル

    黒色型 - 2025.01.26 海岸(沖縄県与那原町)

    クロサギは魚類や甲殻類、貝類などを食べる肉食性の鳥で、海岸の波打ち際や岩場で狩りをします。色の違いは狩りの方法とも関係しているようで、黒色型白色型では利用する環境や狩りの手法が異なると言われています。とはいえ、まだその行動の違いについては詳しくわかっていない点が多いらしいです。私の観察では、波打ち際でじっと待っているのは白色型がほとんどな気がします。珊瑚の淵に立って、魚が近づくのを待ち捕ら得る様子はよく見かけます。

    低空飛行するクロサギ(白色型) - 2025.01.26 沖縄県与那原町
    低空飛行するクロサギ(白色型) - 2025.01.26 沖縄県与那原町
    低空飛行するクロサギ - 2025.01.26 沖縄県与那原町
    低空飛行するクロサギ - 2025.01.26 沖縄県与那原町

    クロサギが海上を低空飛行する様子をよく見ます。沖縄の海と一緒に撮影できるのでシャッターチャンスですね。

    クロサギの白型と一緒にいると思いきや、右はダイサギ - 2025.05.28 海岸(沖縄県糸満市)
    クロサギの白型と一緒にいると思いきや、右はダイサギ - 2025.05.28 海岸(沖縄県糸満市)
    リゾートホテルの砂浜にいるクロサギ - 2025.10.28 沖縄県読谷村
    リゾートホテルの砂浜にいるクロサギ - 2025.10.28 沖縄県読谷村

    クロサギは沖縄ではかなりメジャーな鳥です。
    海に行くと高確率で見ることができます。時にはホテルの砂浜なんかにもいますよ。

    水浴するクロサギ - 2025.11.03 沖縄県糸満市
    水浴するクロサギ - 2025.11.03 沖縄県糸満市
    水浴するクロサギ - 2025.11.03 沖縄県糸満市
    水浴するクロサギ - 2025.11.03 沖縄県糸満市
    まるでお風呂に入ってるようなスタイルで水浴するクロサギ - 2025.11.04 沖縄県糸満市
    まるでお風呂に入ってるようなスタイルで水浴するクロサギ - 2025.11.04 沖縄県糸満市

    白型、足が黄色のですぐわかる - 2026.12.21 沖縄県南城市
    白型、足が黄色のですぐわかる - 2026.12.21 沖縄県南城市

    白型でも、足が黄色のでクロサギだと一瞬でわかります。
    それにしても足が太いですね。

    2026年のクロサギ

    参考:
    植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
    高野伸二「フィールドガイド日本の野鳥」
    公益信託サントリー世界愛鳥基金「トピックス 2月 鳥たちの羽色」

    ペリカン目の仲間