
セイタカシギ
その名の通り足が長く水辺の貴婦人の異名を持つ
- 漢字表記
- 背高鴫
- 英語名
- Black-winged Stilt
- 学名
- Himantopus himantopus
- 分類
- チドリ目セイタカシギ科
- 渡り区分
- 冬鳥
- 体長
- 32cm (キジバトよりやや小さい)
- レッドリスト
- 絶滅危惧II類(VU)
- 保全
- 宮古島市自然環境保全条例保全種
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
1月
◎
2月
◎
3月
◎
4月
◎
5月
◎
6月
?
7月
?
8月
◎
9月
◎
10月
◎
11月
◎
12月
?

沖縄県では冬鳥や旅鳥として飛来し、多くが越冬するセイタカシギ。全国的には旅鳥で、夏から冬にかけてパラパラと見られる程度ですが、沖縄では比較的観察しやすい鳥のひとつです。特に豊見城市の与根遊水地には毎年のように渡来し、多い時には60羽以上が越冬することもあります。中には越夏する個体もいるんだとか。

セイタカシギは主にモンゴル以西のユーラシア大陸で繁殖し、かつては国内での記録も少なく、大珍鳥の一種としてバードウォッチャーの憧れだったそうです。しかし、近年は飛来数が増え、1998年には沖縄島南部の糸満で繁殖記録も確認されるなど、一部は留鳥化している可能性もあるほどよく見る鳥です。
似ている種類が多いシギの中で圧倒的な存在感があります。
干潟を優雅に歩く姿にうっとり



その名の通り、足が長くて背が高いシギ。
セイタカシギは主に干潟や湿地、河川、水田、沖縄ではタイモやイグサの栽培地などで見られることが多く、他のシギよりも長い脚を活かして深い水辺まで入り、餌を探すことができます。その優雅な姿から、「水辺の貴婦人」と呼ばれることもあるそうです。
集団でいると、その背の高さがひときわ目立ち、ほかのシギ類とは一線を画す存在感があります。



2026年のセイタカシギ


2026年はじめてみたセイタカシギ。2羽いました。
海が穏やだったので、波紋が綺麗ですね。
参考:
植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
高野伸二「フィールドガイド日本の野鳥」
漫湖水鳥・湿地センター「漫湖いきもの図鑑」
沖縄県環境部自然保護課「改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物 第3版(動物編)」
嵩原建二「沖縄市における新たな鳥類記録や希少な鳥類の確認記録及び繁殖記録について」
チドリ目の仲間

- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- ふわっと飛ぶ姿が美しい

- コチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 黄色いアイリングが光る一番小さなチドリ

- シロチドリ
- チドリ目チドリ科|留鳥
- 集団でワタワタする様子が愛おしい

- メダイチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 大きなシロチドリと思ったら...

- ムナグロ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 夏冬で姿が変わるちょっと大きめのチドリ

- ケリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- 春先の耕したばかりの田んぼにいる珍しい旅鳥

- ミフウズラ
- チドリ目ミフウズラ科|留鳥
- まだしっかり観察できていません

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 沖縄の初夏を告げる爽やかな鳥

- クロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 海辺を優雅に旋回する鳥

- オニアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- スポーティーな見た目の珍しい鳥

- ユリカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 沖縄ではなかなかレア

- ズグロカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 夏は顔が黒くなるカモメ

- ウミネコ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 冬の海に響く、猫の声のカモメ

- オグロシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 夏に橙色に染まる大きめのシギ

- エリマキシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- カールする尾羽がオシャレ

- オオハシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 長い嘴が特徴的

- アカアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 赤い足で駆け回る渡り鳥

- アオアシシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 沖縄ではいろんな場所で見かけるシギ

- キアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 黄色の足がトレードマーク

- ソリハシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 逆に曲がる嘴が摩訶不思議
