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沖縄野鳥

セイタカシギ

    その名の通り足が長く水辺の貴婦人の異名を持つ

    漢字表記
    背高鴫
    英語名
    Black-winged Stilt
    学名
    Himantopus himantopus
    分類
    チドリ目セイタカシギ科
    渡り区分
    冬鳥
    体長
    32cm (キジバトよりやや小さい)
    レッドリスト
    絶滅危惧II類(VU)
    保全
    宮古島市自然環境保全条例保全種

    月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)

    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    ?
    7月
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    8月
    9月
    10月
    11月
    12月
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    1月に越冬中のセイタカシギ - 2025.01.26 佐敷干潟(沖縄県南城市佐敷冨祖崎)

    沖縄県では冬鳥や旅鳥として飛来し、多くが越冬するセイタカシギ。全国的には旅鳥で、夏から冬にかけてパラパラと見られる程度ですが、沖縄では比較的観察しやすい鳥のひとつです。特に豊見城市の与根遊水地には毎年のように渡来し、多い時には60羽以上が越冬することもあります。中には越夏する個体もいるんだとか。

    道路を歩く姿を見ることも - 2025.09.14 沖縄県粟国村
    道路を歩く姿を見ることも - 2025.09.14 沖縄県粟国村

    セイタカシギは主にモンゴル以西のユーラシア大陸で繁殖し、かつては国内での記録も少なく、大珍鳥の一種としてバードウォッチャーの憧れだったそうです。しかし、近年は飛来数が増え、1998年には沖縄島南部の糸満で繁殖記録も確認されるなど、一部は留鳥化している可能性もあるほどよく見る鳥です。

    似ている種類が多いシギの中で圧倒的な存在感があります。

    干潟を優雅に歩く姿にうっとり

    干潟を歩く様子 - 2025.01.26 佐敷干潟(沖縄県南城市佐敷冨祖崎)
    干潟のやや深めの場所で獲物を探す様子 - 2025.01.26 佐敷干潟(沖縄県南城市佐敷冨祖崎)
    正面から見ても、とてもすらっとしている - 2025.04.23 海岸(沖縄県糸満)
    正面から見ても、とてもすらっとしている - 2025.04.23 海岸(沖縄県糸満)

    その名の通り、足が長くて背が高いシギ。
    セイタカシギは主に干潟や湿地、河川、水田、沖縄ではタイモやイグサの栽培地などで見られることが多く、他のシギよりも長い脚を活かして深い水辺まで入り、餌を探すことができます。その優雅な姿から、「水辺の貴婦人」と呼ばれることもあるそうです。

    集団でいると、その背の高さがひときわ目立ち、ほかのシギ類とは一線を画す存在感があります。

    目の色は綺麗なルビー色、頭部の黒い模様は様々
    目の色は綺麗なルビー色、頭部の黒い模様は様々 - 2025.04.23 海岸(沖縄県糸満)
    同じセイタカシギでも色や目の大きさはだいぶ差がある - 2025.09.22 沖縄県糸満市
    同じセイタカシギでも色や目の大きさはだいぶ差がある - 2025.09.22 沖縄県糸満市
    セイタカシギのサイズ感はアオアシシギと同じくらい - 2025.11.03
    セイタカシギのサイズ感はアオアシシギと同じくらい - 2025.11.03 沖縄県糸満市

    2026年のセイタカシギ

    2026.01.24 沖縄県南城市
    2026.01.24 沖縄県南城市
    2026.01.24 沖縄県南城市
    2026.01.24 沖縄県南城市

    2026年はじめてみたセイタカシギ。2羽いました。
    海が穏やだったので、波紋が綺麗ですね。

    参考:
    植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
    高野伸二「フィールドガイド日本の野鳥」
    漫湖水鳥・湿地センター「漫湖いきもの図鑑」 
    沖縄県環境部自然保護課「改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物 第3版(動物編)」
    嵩原建二「沖縄市における新たな鳥類記録や希少な鳥類の確認記録及び繁殖記録について」

    チドリ目の仲間