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沖縄野鳥

ウミネコ

    冬の海に響く、猫の声のカモメ

    漢字表記
    海猫
    英語名
    Black-tailed gull
    学名
    Larus crassirostris
    分類
    チドリ目カモメ科
    渡り区分
    冬鳥
    体長
    47cm (カモメよりやや大きい)
    レッドリスト
    低危険種(LC)

    月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)

    1月
    ?
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    7月
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    9月
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    10月
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    11月
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    12月
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    ウミネコは、北海道・本州・九州各地の沿岸の無人島、崖地、岩礁などで集団で繁殖します。多くの繁殖地が天然記念物など法律で保護されている地区です。冬になると南へ渡り、沖縄でもその姿を目にすることができます。
    九州以北では留鳥として生息し、鹿児島県の甑島が繁殖地の南限とされています。越冬期には、日本各地から東シナ海、中国南東部、台湾周辺まで南下します。

    カワウと一緒に港で滞在する様子 - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)
    カワウと一緒に港で滞在する様子 - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)

    渡りの際に、沖縄までくるウミネコは少ないらしく、全国的にはよく見かける鳥ですが、沖縄ではかなり珍しい鳥です。港や海岸などでごく稀に見られる程度です。

    長く続くつがい関係

    つがいで寄り添うウミネコ - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)
    つがいで寄り添うウミネコ - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)
    つがいで寄り添うウミネコ - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)
    行動パターンもつがいで一緒のウミネコ - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)

    ウミネコは一夫一妻制で、つがい関係は何年も続くことが多いと言われています。オシドリよりもずっとオシドリ夫婦です。
    ただ、オスによる外交尾(婚姻関係を結ばずに交尾すること)も観察されています。悲しいことにメスによって拒否されることがほとんどで、実際に交尾に至る確率は5~7%程度だそうです。

    名の由来は「ニャア」と鳴く声

    飛び立つ様子 - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)
    飛び立つ様子 - 2025.03.09 港(沖縄県南城市)

    ウミネコの名前の由来は、その鳴き声にあります。「ニャア」「ミャア」と繰り返し鳴く姿がまるで猫のように聞こえることから、この名前がついたと言われています。

    ユリカモメの群れに混じるウミネコの幼鳥 - 2025.12.16 沖縄県南城市
    ユリカモメの群れに混じるウミネコの幼鳥 - 2025.12.16 沖縄県南城市

    沖縄以外で見たウミネコ

    舞鶴のウミネコ
    沖縄以外では群れでよく見るウミネコ - 2025.07.06 京都府舞鶴市
    軍艦とウミネコ - 2025.07.06 京都府舞鶴市
    軍艦とウミネコ - 2025.07.06 京都府舞鶴市

    参考:
    植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
    国立科学博物館「鳥〜ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系譜〜」
    富田直樹「Bird Research News Vol.6 No.7 」
    杉森文夫「野生生物のダイオキシン類蓄積状況等調査マニュアル」

    チドリ目の仲間