
ムナグロ
沖縄ではよく見るシギチの一種。海や畑など様々な場所にいます。黄色の模様が鮮やかで、夏冬で大きく姿が変わり観察しがいのある面白い鳥です。
- 漢字表記
- 胸黒
- 沖縄での呼称
- ターチジュヤー/ハルチジュヤー(『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会 p.109)
- 英語名
- Pacific Golden Plover
- 学名
- Pluvialis fulva
- 分類
- チドリ目チドリ科
- 渡り区分
- 冬鳥
- 体長
- 24cm (ヒヨドリよりやや小さい)
- レッドリスト
- 絶滅危惧II類(VU)
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
- 沖縄の各所で見られる
- 沖縄の特定地域で見られる
- 沖縄の特定地域でまれに見られる
まるで、厚手の防寒着を着込んでるかのように、羽の模様がはっきりしているムナグロ。
特徴的な見た目で、遠くからでもすぐにわかります。
ムナグロは旅鳥として全国の農耕地や草地に群れで飛来し、沖縄を含む南西諸島や小笠原諸島では越冬個体も多く見られます。一般的には水田環境に依存し、干潟や海岸では少ないと言われていますが、沖縄ではむしろ海や干潟で出会うことが多い鳥です。
レッドリストの変更
環境省の第5次レッドリストで危険度が上がりました。
沖縄では割とよく見かけるだけに意外です。
レッドリスト | カテゴリー |
|---|---|
2020年(第4次レッドリスト) | ー |
2026年(第5次レッドリスト) | 絶滅危惧II類(VU) |
1月のムナグロ
鳥見を初めて、干潟に行った際に最初に歓迎してくれたのは「ムナグロ」と「アオアシシギ」でした。
よくわからないけど、とりあえず撮影した記憶があります。



この日は漫湖公園の橋の上で鳥を見ていたのですが、私の真下まで来てくれました。
上下方向に距離があると、意外と近くまで来てくれのですね。
あまり見れない角度から撮影。黒い尖りがあり、その周りだけが黄色くなっていたり。黄色の中にも濃淡があるなどの羽の模様がわかって面白いですね。



2年目の1月のムナグロ。あい変わらず沖縄ではムナグロはどこにでもいます。そして大体5羽以上の集団です。
4月のムナグロ
4月になると急に Alternate plumage(夏羽)に移行します。
胸からお腹にかけて黒くになり、まさにムナグロという感じです。

鳥を初めて、次に会ったムナグロは春でした。もはや誰???です。姿が変わりすぎでしょ。
シギには夏羽と冬羽があり大きく変化する。それを学びました。


5月のムナグロ
この日は、公園に20匹ほどのムナグロが集まっていました。
Alternate plumage(夏羽)に移行中のこれからの個体から、だいぶ仕上がってきて個体まで様々観察できました。




7月のムナグロ

8月のムナグロ

9月のムナグロ
黒い部分が少なくなってきました。



9月になるとすっかり黒ところがあるムナグロは見えなくなります。寂しい。
ここにきてムナグロ。干潟じゃなくて公園とかにもいることに気づきました。
あと黒くないのは、冬羽ではなく幼鳥の可能性もあります。
難しいなぁ。もぅ。
まだ幼鳥の区別がうまくできてないので、気づいたらリライトします。
10月のムナグロ

公園以外にも住宅地とかでもみました。
沖縄、結構どこにでもいます。
11月のムナグロ


- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- かっこよさと可愛さをどちらも備える愛しいフォルム。ふわっと飛ぶ姿が美しい。

- コチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 黄色いアイリングが特徴的で漫画のような顔付き。チドリの中で一番小さい。シロチドリと同じく沖縄の海岸や畑など各地でよく見かける。

- シロチドリ
- チドリ目チドリ科|留鳥
- 沖縄の多くの海岸で見かけることができ、沖縄で繁殖する唯一のチドリ類です。とても小柄で、近くにいても気づかない時があるほどです。

- メダイチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 大きなサイズのシロチドリがいると思ったらこの種。トウネンやヒバリシギより大きく、並ぶとそのサイズ感に驚く。

- オオメダイチドリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- メダイチドリとよく似ているが、嘴が長く、脚も長い。メダイチドリの群れの中に少数、まぎれ込んでいることが多い。

- ダイゼン
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 銀のダイゼン、金のムナグロ

- ケリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- 春先の耕したばかりの田んぼにいる珍しい旅鳥

- ミフウズラ
- チドリ目ミフウズラ科|留鳥
- まだしっかり観察できていません

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 初夏を告げる爽やかな鳥。海面へ直下降して魚を獲る姿が特徴。夏になるの沖縄ではよく見かける。

- クロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 海辺を優雅に旋回。沖縄では良く見かける方のアジサシ。夏になると黒いお腹を見ることができる。

- オニアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- スポーティーな見た目の珍しい鳥

- ユリカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 赤い足と嘴が特徴的なカモメ。沖縄県外では、どこでも見かけますが、沖縄では非常に珍しく油断すると会えない年もあります。

- ズグロカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 夏は顔が黒くなるカモメ

- ウミネコ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 冬の海に響く、猫の声のカモメ

- オグロシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 夏に橙色に染まる大きめのシギ

- エリマキシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- カールする尾羽がオシャレ

- オオハシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 長い嘴が特徴的

- アカアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- アカアシ・キアシ・アオアシの信号機足のシギの一種。他の2種に比べると見かけることは少なめ。

- アオアシシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- その名の通り青い足と、少し沿った嘴が特徴的なサギ。このサイズのシギの中では、沖縄で通年見ることできる貴重な存在。

- キアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 黄色の足がトレードマーク

- カイツブリ
- カツオドリ目カイツブリ科|留鳥
- 潜水が得意な小さな水鳥

- シロハラクイナ
- ツル目クイナ科|留鳥
- ペンギン柄のクイナ

- ヤンバルクイナ
- ツル目クイナ科|留鳥
- 沖縄北部のやんばるの森のみに生息する固有種。沖縄で最も有名な鳥で、様々なキャラクターにもなっている。日本で唯一の飛べない鳥。

- チュウサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- ダイサギ、コサギに比べるとやや見かける頻度は少ない種。畑を耕しているときに飛んできてトラクターの後ろをついていく姿をよく見かける。

- バン
- ツル目クイナ科|留鳥
- ヤンバルクイナ?いいえバンです

- ウズラシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- ずんぐりとした体型のウロコ模様が綺麗なシギ

- リュウキュウヨシゴイ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 亜種ではなく独立した種。一瞬しか見れてません。

- タカブシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 他のシギより茶色みが少し強い。1羽だけいることが多いが、秋の渡りの時期には大群でやってくる。その際タカブシギ同士、小競り合いをする事も。

- 亜種ダイトウウグイス
- スズメ目ウグイス科|冬鳥
- 囀りは聞くが、姿が見えない代名詞。国内のウグイス4つの亜種のひとつ。これまで「リュウキュウウグイス」と考えられていたが、近年「ダイトウウグイス」いうことが判明。

- ゴイサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 水際でじっと動かず立っていることが多いサギ。その姿はまるでペンギンのよう。沖縄では高頻度ではないものの、そこそこ見かける。