宮古島市自然環境保全条例保全種に指定されている野鳥
私が観察した中で、宮古島市自然環境保全条例保全種に指定されている野鳥をまとめました。
宮古島市自然環境保全条例では、島の自然環境および生態系を将来にわたり守り伝えることを目的に、特に保全が必要と認められる動植物を「保全種」として指定しています。保全種には、分布が限られている種、個体数が少ない種、生息環境の変化に影響を受けやすい種などが含まれ、野鳥も対象となっています。条例により、これらの保全種については、捕獲・採取・傷つける行為・持ち帰り・譲渡などが原則として禁止されており、生息地の破壊や過度な接近・干渉も避ける必要があります。市民や来訪者は、野生生物の観察や撮影を行う際も、その生態に配慮し、繁殖や採餌を妨げない行動が求められます。この条例は、単なる規制ではなく、宮古島ならではの貴重な自然を守るため、市民・観光客・事業者が一体となって取り組む保全の指針として位置付けられています。

- ホントウアカヒゲ
- スズメ目ヒタキ科|留鳥
- 綺麗な声で囀る固有種

- サシバ
- タカ目タカ科|冬鳥
- 沖縄でもっとも身近な猛禽類

- チュウサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- 畑を耕しているときに飛んでくる

- クロツラヘラサギ
- ペリカン目トキ科|冬鳥
- 無我夢中で獲物を探す

- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- ふわっと飛ぶ姿が美しい

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 沖縄の初夏を告げる爽やかな鳥

- ミサゴ
- タカ目ミサゴ科|冬鳥
- 足で魚を捕まえる水が得意な猛禽類

- ハヤブサ
- ハヤブサ目ハヤブサ科|冬鳥
- 速さの代名詞

- カラスバト
- ハト目ハト科|留鳥
- カラスとハトのハーフのような姿

- リュウキュウキンバト
- ハト目ハト科|留鳥
- 宮古島以南にしか生息しない鳩

- アカアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 赤い足で駆け回る渡り鳥

- ホウロクシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 沖縄県内のシギでは最大級の大きさ

- コシャクシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- チュウシャクシギよりもっと小さな嘴

- セイタカシギ
- チドリ目セイタカシギ科|冬鳥
- その名の通り足が長く水辺の貴婦人の異名を持つ

- リュウキュウメジロ
- スズメ目メジロ科|留鳥
- 小さな体でハイビスカスなどの蜜を求めて飛び回る