
ツルシギ
スラリと長い嘴と赤い脚が特徴的。沖縄では比較的珍しい。
- 分類
- チドリ目シギ科
- 渡り区分
- 冬鳥
- 体長
- 33cm (キジバトと同じくらい)
- レッドリスト
- 絶滅危惧IB類(EN)


ツルシギは、全国の水田やハス田、湿地などに旅鳥として飛来するシギの仲間です。沖縄県では冬期に少数が飛来し、その一部は越冬することもあるそうです。干潟よりも田イモ畑や海岸付近の汽水・淡水環境で見られることが多く、塩分濃度の低い場所を好む傾向があるようです。
ツルシギとアカアシシギ

日本に飛来する赤い脚のシギは「ツルシギ」と「アカアシシギ」の2種のみ。アカアシシギと似ていますが、アカアシシギはくちばしの根元が赤く、脚も少し短め。全体的なサイズもやや小柄です。ツルシギの方がすらっとした印象を受けます。
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最も早い春の渡り

ツルシギは春の渡りでは最も早く飛来するシギ類の一つとされ、沖縄でも3月中に渡来した姿を見ることができます。夏羽になると体全体が黒っぽくなるとのことで、沖縄でこの姿が見られるかは、今後の楽しみでもあります。
レッドリストの変更
環境省の第5次レッドリストで危険度が上がりました。
レッドリスト | カテゴリー |
|---|---|
2020年(第4次レッドリスト) | 絶滅危惧II類(VU) |
2026年(第5次レッドリスト) | 絶滅危惧IB類(EN) |
参考
- 植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
- 高野伸二「フィールドガイド日本の野鳥」
チドリ目の仲間

- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- かっこよさと可愛さをどちらも備える愛しいフォルム。ふわっと飛ぶ姿が美しい。

- コチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 黄色いアイリングが特徴的で漫画のような顔付き。チドリの中で一番小さい。シロチドリと同じく沖縄の海岸や畑など各地でよく見かける。

- シロチドリ
- チドリ目チドリ科|留鳥
- 沖縄の多くの海岸で見かけることができ、沖縄で繁殖する唯一のチドリ類です。とても小柄で、近くにいても気づかない時があるほどです。

- メダイチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 大きなサイズのシロチドリがいると思ったらこの種。トウネンやヒバリシギより大きく、並ぶとそのサイズ感に驚く。

- オオメダイチドリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- メダイチドリとよく似ているが、嘴が長く、脚も長い。メダイチドリの群れの中に少数、まぎれ込んでいることが多い。

- ムナグロ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 沖縄ではよく見るシギチの一種。海や畑など様々な場所にいます。黄色の模様が鮮やかで、夏冬で大きく姿が変わり観察しがいのある面白い鳥です。

- ダイゼン
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 銀のダイゼン、金のムナグロ

- ケリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- 春先の耕したばかりの田んぼにいる珍しい旅鳥

- ミフウズラ
- チドリ目ミフウズラ科|留鳥
- まだしっかり観察できていません

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 初夏を告げる爽やかな鳥。海面へ直下降して魚を獲る姿が特徴。夏になるの沖縄ではよく見かける。

- クロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 海辺を優雅に旋回。沖縄では良く見かける方のアジサシ。夏になると黒いお腹を見ることができる。

- オニアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- スポーティーな見た目の珍しい鳥

- ユリカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 赤い足と嘴が特徴的なカモメ。沖縄県外では、どこでも見かけますが、沖縄では非常に珍しく油断すると会えない年もあります。

- ズグロカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 夏は顔が黒くなるカモメ

- ウミネコ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 冬の海に響く、猫の声のカモメ

- オグロシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 夏に橙色に染まる大きめのシギ

- エリマキシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- カールする尾羽がオシャレ

- オオハシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 長い嘴が特徴的

- アカアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- アカアシ・キアシ・アオアシの信号機足のシギの一種。他の2種に比べると見かけることは少なめ。

- アオアシシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- その名の通り青い足と、少し沿った嘴が特徴的なサギ。このサイズのシギの中では、沖縄で通年見ることできる貴重な存在。
こちらもおすすめ

- チュウサギ
- ペリカン目サギ科|冬鳥
- ダイサギ、コサギに比べるとやや見かける頻度は少ない種。畑を耕しているときに飛んできてトラクターの後ろをついていく姿をよく見かける。

- ゴイサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 水際でじっと動かず立っていることが多いサギ。その姿はまるでペンギンのよう。沖縄では高頻度ではないものの、そこそこ見かける。

- チュウシャクシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 曲がった嘴が特徴的なやや珍しいシギ

- ソリハシセイタカシギ
- チドリ目セイタカシギ科|旅鳥
- 反った嘴が面白い

- ノバリケン
- カモ目カモ科|留鳥
- 首里城の周りで大量に野生化

- エゾビタキ
- スズメ目ヒタキ科|旅鳥
- 秋にやってくるヒタキ

- ズアカアオバト
- ハト目ハト科|留鳥
- 下手なリコーダーの演奏のような鳴き声が特徴。緑の体に青い目とサイケデリックな見た目をしている。個人的に推し鳩。会えると嬉しい。

- 亜種リュウキュウハシブトガラス
- スズメ目カラス科|留鳥
- 沖縄はハシボソガラスは稀な鳥なため、全てこの種。ハシブトガラスの亜種で、身体が小柄なのため比較的違いはわかりやすい。

- キンクロハジロ
- カモ目カモ科|冬鳥
- 髪型がファンキーな鴨。沖縄では主にダムで、大群で浮かんでいる様子を見かける。

- ムクドリ
- スズメ目ムクドリ科|留鳥
- 沖縄ではあまり見かけない