沖縄県が定める絶滅のおそれのある野鳥
私が観察した中で、平成8年に作成された「第3版 沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(レッドデータおきなわ)-動物編-」で、準絶滅危惧(NT)などの絶滅の恐れがあると指定された野鳥をまとめました。
準絶滅危惧(NT)
現在は絶滅の危険は高くないものの、生息数や生息環境の悪化により、近い将来「絶滅危惧」に移行する可能性が高いと考えられる種。
絶滅危惧II類(VU)
個体数の減少や生息環境の悪化が進行しており、将来において絶滅の危険性が高いと考えられる種。

- リュウキュウサンショウクイ
- スズメ目サンショウクイ科|留鳥
- 最近は本州にも生息域を拡大中

- サシバ
- タカ目タカ科|冬鳥
- 沖縄でもっとも身近な猛禽類

- ムラサキサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 湿地に隠れる幻の紫のサギ

- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- ふわっと飛ぶ姿が美しい

- シロチドリ
- チドリ目チドリ科|留鳥
- 集団でワタワタする様子が愛おしい

- ミフウズラ
- チドリ目ミフウズラ科|留鳥
- まだしっかり観察できていません

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 沖縄の初夏を告げる爽やかな鳥

- ズグロカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 夏は顔が黒くなるカモメ

- ハヤブサ
- ハヤブサ目ハヤブサ科|冬鳥
- 速さの代名詞

- カラスバト
- ハト目ハト科|留鳥
- カラスとハトのハーフのような姿

- アカアシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 赤い足で駆け回る渡り鳥

- アオアシシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 沖縄ではいろんな場所で見かけるシギ

- ツルシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- スラリと長い嘴と赤い脚が特徴的

- ホウロクシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 沖縄県内のシギでは最大級の大きさ

- タカブシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 他よりちょっとだけスマートなシギ

- セイタカシギ
- チドリ目セイタカシギ科|冬鳥
- その名の通り足が長く水辺の貴婦人の異名を持つ
絶滅危惧IB類(EN)
個体数が著しく減少しており、近い将来に絶滅する可能性が非常に高いと考えられる種。
絶滅危惧IA類(CR)
現存する個体数が極めて少なく、すでに絶滅寸前の状態にあると考えられる種。最も危険度が高い区分。
情報不足(DD)
評価に必要な十分なデータがなく、絶滅の危険性を正確に判定できない種。















