
亜種オキナワシジュウカラ
森でも街でも、どこでもいて、多彩な囀りが聞こえてきます。亜種にあたりシジュウカラより背中の黄色味が薄く、灰色っぽいのが特徴です。
- 漢字表記
- 四十雀
- 沖縄での呼称
- シーシーチョッチョー/エーンマクラーグァー(『沖縄の野鳥』沖縄野鳥研究会 p.272)
- 英語名
- Japanese Tit okinawae
- 学名
- Parus cinereus okinawae
- 分類
- スズメ目シジュウカラ科
- 渡り区分
- 留鳥
- 体長
- 15cm (スズメと同じくらい)
- レッドリスト
- 低危険種(LC)
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
- 沖縄の各所で見られる
- 沖縄の特定地域で見られる
- 沖縄の特定地域でまれに見られる
シジュウカラは、日本全国に留鳥として分布し、沖縄県内でも一年中見ることができるカラ類です。沖縄県内では、沖縄島に生息する亜種は「オキナワシジュウカラ」、八重山諸島にいる亜種は「イシガキシジュウカラ」と分類されていて亜種だったみたいです。
宮古諸島には分布してないとのこと。意外です。
沖縄県内では、公園や森など自然の多い場所のほか、市街地でも見かけることができる、最も観察機会の多いカラ類のひとつです。
公園で見かけることもあれば、

森のなかで見かけることもあります。

思いの外、すばやく動くので、撮影するのが難しかったりします。
春に始まる巣作りと子育て
沖縄県内のシジュウカラは、留鳥として定着し、現地で繁殖しています。繁殖期は春で、例年3月頃から巣作りと産卵が始まり、5月頃までヒナの育成が行われます。那覇市などの市街地でも、公園の樹洞や民家の軒先で営巣が確認されることがあり、人の生活圏でもその姿をよく見ることができます。
鳴き声は20種類以上のレパートリー
シジュウカラは鳴き声のレパートリーが非常に豊富なことで知られています。繁殖期には甲高く通る声で、縄張り宣言や求愛のためにさまざまな声を響かせます。「ツーピー、ツーピー」「ツィピーツィピーツィピー」「チュチュパー、チュチュパー」など、約20種類ものパターンが記録されていると言われています。


シジュウカラとの識別
シジュウカラより背中の黄色味が薄く、灰色っぽいのが特徴のようです。
2026年のシジュウカラ



沖縄県外で見かけたシジュウカラ

スズメ目の仲間

- ホントウアカヒゲ
- スズメ目ヒタキ科|留鳥
- 沖縄本島と周辺の島のみに生息する固有種。とても綺麗な声で囀る。割と人懐っこく、目の前までやってくるという話もよく耳にする。

- 亜種リュウキュウキビタキ
- スズメ目ヒタキ科|留鳥
- 沖縄で最も黄色い鳥のはず。沖縄県内では、留鳥のリュウキュウキビタキの他、沖縄県外で見れられるキビタキも旅鳥としてみられる。

- 亜種ダイトウウグイス
- スズメ目ウグイス科|冬鳥
- 囀りは聞くが、姿が見えない代名詞。国内のウグイス4つの亜種のひとつ。これまで「リュウキュウウグイス」と考えられていたが、近年「ダイトウウグイス」いうことが判明。

- 亜種リュウキュウサンショウクイ
- スズメ目サンショウクイ科|留鳥
- 最近は本州にも生息域を拡大中

- 亜種リュウキュウヒヨドリ
- スズメ目ヒヨドリ科|留鳥
- 島ごとにヒヨドリの亜種が存在し、沖縄島にいるのはこの亜種。ヒヨドリに比べて全体的に茶色い体です。

- ヒヨドリ
- スズメ目ヒヨドリ科|留鳥
- 沖縄では珍しい

- シロガシラ
- スズメ目ヒヨドリ科|留鳥
- 畑の近くでよくいて、綺麗な声で囀っている。もともと沖縄にいなかったが、どのような経緯か大繁殖し、今では沖縄で最も身近な種の1つとなっている。

- イソヒヨドリ
- スズメ目ヒタキ科|留鳥
- 沖縄で一番身近で遭遇率の高い。堂々としていてあまり逃げない。美しいで囀りますが、割と近くで鳴かれると騒がしくもある青い鳥。

- エゾビタキ
- スズメ目ヒタキ科|旅鳥
- 秋にやってくるヒタキ

- オオルリ
- スズメ目ヒタキ科|夏鳥
- 観察できるほど見れていない

- アカハラ
- スズメ目ヒタキ科|冬鳥
- まだしっかりと観察できていません

- シロハラ
- スズメ目ヒタキ科|冬鳥
- 地面をぴょんぴょん跳ねて獲物を探す

- コサメビタキ
- スズメ目ヒタキ科|旅鳥
- マスコットのような頭身の鳥

- ハクセキレイ
- スズメ目セキレイ科|冬鳥
- 沖縄もっともよく会えるセキレイ。海から畑まで様々なところに現れます。灰色や黒など多種多様な色のパターンがある。

- キセキレイ
- スズメ目セキレイ科|冬鳥
- お腹の黄色がトレードマーク

- ツメナガセキレイ
- スズメ目セキレイ科|旅鳥
- その名前の通り爪が長い旅鳥

- キガシラセキレイ
- スズメ目セキレイ科|冬鳥
- 顔だけ真っ黄色なセキレイ

- タヒバリ
- スズメ目セキレイ科|冬鳥
- ヒバリと思いきやセキレイ

- ムクドリ
- スズメ目ムクドリ科|留鳥
- 沖縄ではあまり見かけない

- コムクドリ
- スズメ目ムクドリ科|夏鳥
- 夏になると沖縄で南部の方で見かける。夕方、300匹以上の群れで、ねぐら入りする様子も観察できる。
こちらもおすすめ

- カワセミ
- ブッポウソウ目カワセミ科|留鳥
- 美し色青色と特徴的な声

- ハシビロガモ
- カモ目カモ科|冬鳥
- くちばしが特徴のしゃもじカモ

- オオバン
- ツル目クイナ科|留鳥
- バンより泳ぐのが得意。昔は沖縄では珍しかったようですが、近年は集団で越冬する模様。

- クサシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- イソシギに似ている

- ツルシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- スラリと長い嘴と赤い脚が特徴的。沖縄では比較的珍しい。

- タシギ
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 個性あふれるシギ

- オナガガモ
- カモ目カモ科|冬鳥
- 全国的に飛来数の多いカモ

- ミユビシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 砂の上を集団でちょこちょこ走り回る可愛いらしい鳥。あまり警戒心がないのか見ていると近くに寄ってくる。

- ツバメ
- スズメ目ツバメ科|旅鳥
- 沖縄では旅鳥。リュウキュウツバメが留鳥で、こちらのツバメはやや少なめ。

- 亜種シマアカモズ
- スズメ目モズ科|冬鳥
- モズは沖縄県外ではよく見かける鳥ですが、沖縄ではほぼ見かけることがなく、代わりにシマアカモズがいます。