
メリケンキアシシギ
キアシシギによく似た北米産の近縁種で沖縄ではごく少数が渡ってくる。嘴が太く黒っぽく模様もお腹まで細かく出ている。
- 漢字表記
- 米利堅黄足鷸
- 英語名
- Wandering Tattler
- 学名
- Tringa incana
- 分類
- チドリ目シギ科
- 渡り区分
- 留鳥
- 体長
- 28cm (ヒヨドリと同じくらい)
- レッドリスト
- 低危険種(LC)
月別の遭遇しやすさ(個人の経験ベース)
1月
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2月
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3月
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4月
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5月
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11月
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12月
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- 沖縄の各所で見られる
- 沖縄の特定地域で見られる
- 沖縄の特定地域でまれに見られる
メリケンキアシシギは、キアシシギによく似た北米産の近縁種で、沖縄にも少数が渡ってきます。
私の観測した限りだとキアシシギの群れにいることはなく、単独でいました。またキアシシギと遭遇した時、威嚇して追い払っている様子も目撃ました。
メリケンキアシシギ・キアシシギの識別
よく似ている2種ですが、いくつか異なる点があります。
嘴の鼻孔から伸びる溝の長さ
もっとも、わかりやすい識別点と言われています。
嘴の鼻孔から伸びる溝の長さがキアシシギは、嘴の長さの1/2に対し、メリケンキアシシギは2/3ほどあります。

横班の黒さと密度
キアシシギに比べ横斑が太く密度が高く、さらに腹部まであります。
そのためかなり黒い印象になっています。
ただし個体差もあり、メリケンキアシシギでも横斑が薄い個体や、腹部にない個体もいるようなので、これだけで判断はできないようです。

上尾筒の模様
執筆中
跗蹠後面の模様
跗蹠後面がキアシシギは梯子状に対し、メリケンキアシシギは網目のようです。
メリケンキアシシギの方がゴツゴツとした見た目に見えます。

鳴き声
執筆中
名前の違い
日本ではキアシシギがベースで、それの北米バージョンでメリケンキアシシギですが、英名は行動や外見の別の特徴に着目しているのが面白いですね。
和名 | 英名 | 英名の意訳 |
|---|---|---|
キアシシギ | Grey-tailed Tattler | 灰色の尾のおしゃべり屋 |
メリケンキアシシギ | Wandering Tattler | 放浪するおしゃべり屋 |
参考
・今井光昌(2025)『シギ・チドリ類の年齢・季節による羽衣の変化』日本野鳥の会三重
チドリ目の仲間

- ツバメチドリ
- チドリ目ツバメチドリ科|夏鳥
- かっこよさと可愛さをどちらも備える愛しいフォルム。ふわっと飛ぶ姿が美しい。

- コチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 黄色いアイリングが特徴的で漫画のような顔付き。チドリの中で一番小さい。シロチドリと同じく沖縄の海岸や畑など各地でよく見かける。

- シロチドリ
- チドリ目チドリ科|留鳥
- 沖縄の多くの海岸で見かけることができ、沖縄で繁殖する唯一のチドリ類です。とても小柄で、近くにいても気づかない時があるほどです。

- メダイチドリ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 大きなサイズのシロチドリがいると思ったらこの種。トウネンやヒバリシギより大きく、並ぶとそのサイズ感に驚く。

- オオメダイチドリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- メダイチドリとよく似ているが、嘴が長く、脚も長い。メダイチドリの群れの中に少数、まぎれ込んでいることが多い。

- ムナグロ
- チドリ目チドリ科|冬鳥
- 沖縄ではよく見るシギチの一種。海や畑など様々な場所にいます。黄色の模様が鮮やかで、夏冬で大きく姿が変わり観察しがいのある面白い鳥です。

- ダイゼン
- チドリ目シギ科|冬鳥
- 銀のダイゼン、金のムナグロ

- ケリ
- チドリ目チドリ科|旅鳥
- 春先の耕したばかりの田んぼにいる珍しい旅鳥

- ミフウズラ
- チドリ目ミフウズラ科|留鳥
- まだしっかり観察できていません

- コアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 初夏を告げる爽やかな鳥。海面へ直下降して魚を獲る姿が特徴。夏になるの沖縄ではよく見かける。

- クロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 海辺を優雅に旋回。沖縄では良く見かける方のアジサシ。夏になると黒いお腹を見ることができる。

- ハジロクロハラアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- 沖縄への飛来数はとても少ない、Alternateでは羽の部分まで黒くなるのが特徴のアジサシ。

- エリグロアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 夏になると沖縄へ繁殖のためにやってくる。一際白く綺麗なアジサシ。

- ハシブトアジサシ
- チドリ目カモメ科|夏鳥
- 沖縄では稀にみる珍しめのアジサシ。名前の通り嘴が太い。体長もコアジサシに比べて2回りほど大きく、飛行する様子は迫力がある。

- オニアジサシ
- チドリ目カモメ科|旅鳥
- スポーティーな見た目の珍しい鳥

- ユリカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 赤い足と嘴が特徴的なカモメ。沖縄県外では、どこでも見かけますが、沖縄では非常に珍しく油断すると会えない年もあります。

- ズグロカモメ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 夏は顔が黒くなるカモメ

- ウミネコ
- チドリ目カモメ科|冬鳥
- 冬の海に響く、猫の声のカモメ

- オグロシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 夏に橙色に染まる大きめのシギ

- エリマキシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- カールする尾羽がオシャレ
こちらもおすすめ

- キセキレイ
- スズメ目セキレイ科|冬鳥
- お腹の黄色がトレードマーク

- コシャクシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- チュウシャクシギよりもっと小さな嘴

- ツクシガモ
- カモ目カモ科|冬鳥
- 観察中...

- カワセミ
- ブッポウソウ目カワセミ科|留鳥
- 美し色青色と特徴的な声

- ヤンバルクイナ
- ツル目クイナ科|留鳥
- 沖縄北部のやんばるの森のみに生息する固有種。沖縄で最も有名な鳥で、様々なキャラクターにもなっている。日本で唯一の飛べない鳥。

- コサギ
- ペリカン目サギ科|留鳥
- 品の良さを感じる小さめの白いサギ。ダイサギと同じく多くの水辺で見かけます。真夏以外は頻繁に見れる印象です。

- ソリハシシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 逆に曲がる嘴が不思議。写真をみて想像するイメージよりだいぶ小さい。沖縄では見かけることは少なめ。

- キョウジョシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 雅な模様で名前の付け方が正にそれ。少数の群れでよく行動する。名前とは裏腹に石をひっくり返して獲物を探すワイルドな姿が特徴的。

- カワラバト
- ハト目ハト科|留鳥
- 沖縄でも健在です

- タカブシギ
- チドリ目シギ科|旅鳥
- 他のシギより茶色みが少し強い。1羽だけいることが多いが、秋の渡りの時期には大群でやってくる。その際タカブシギ同士、小競り合いをする事も。